中国江蘇省農業科学院園芸専門家の羊杏平研究員はこのほど、同省における哈密瓜(ハミウリ)の栽培について説明を行った。
同氏は、「ハミウリの栽培は一般的に気候が乾燥して雨が少ないこと、日照が十分であること、昼夜の温度差が大きいことが要求される。特定の気候条件がハミウリの独特な風味を生み出す。しかし、これがハミウリを他地域で栽培する際に直面する3つの技術的な難題ともなっている。乾燥を好むウリ科果物を雨の多い地域で栽培すると、病虫害が深刻になる。新疆のハミウリを南京に持ってきた後、特殊な栽培方法を採らなければ、すぐ蔓枯病がにかかってしまう」と説明した。
2004年、江蘇省農業科学院野菜研究所の羊杏平氏、江蚊氏などの園芸専門家は、新疆農業科学院から病害や湿気に強い「雪里紅」「9818」の2つの品種を導入し南京市、溧陽市などで試験栽培を始めた。棚栽培、点滴灌漑などの方法を採用し、3年がかりで3つの技術的難題を解決してきた。現在、南京や溧陽などでの試験栽培状況は良好だという。(日中経済通信)